
数字の先にいるのは
ユーザーと社会
メディア部 勤続5年
プロジェクト概要、仕事内容を教えて下さい
メディアを育てることは、社会を少しづつ変えていくこと。
私が担当しているプロジェクトは、『EPARK歯科』というメディアを成長させることです。このメディアは、ユーザーが歯科医院を検索・予約したり、歯に関する有益な情報を得られるプラットフォームです。サービスを通じて、ユーザーの歯科体験の向上や歯科医院の売上改善、さらには歯科受診率の向上や医療費削減といった社会課題の解決にも貢献することを目指しています。業務では、「新規ユーザーの獲得」「使いやすさの向上」「リピートの促進」という3つの軸で施策を多角的に展開しています。SNSやメール、外部パートナーとの連携による情報発信に加え、UI/UXの改善やコンテンツの質向上にも取り組んでおり、私は全体の戦略設計と舵取り役を担っています。他部署との連携も欠かさず、営業チームや開発チームと共にプロジェクトの進行を調整しながら、EPARK歯科のサービス価値をより高めることを目指しています。将来的には、より多くの人にとって不可欠な存在として、生活に根付くメディアへと成長させることが目標です。

一日のスケジュールを教えて下さい
最良の一手を探して。
私の一日は、EPARK歯科の前日データを確認することから始まります。ユーザーの来訪数や行動分析を行い、プロジェクトの進捗が目標通りかをチェックします。その後は改善ポイントを抽出し、各施策の担当者や社内外の関係者と議論・調整を行います。また、データ分析や資料作成など、プレイヤーとしての業務も継続的にこなしており、社長や他部署に対する報告も日常的に発生します。戦略的視点と実務を行き来するハイブリッドな業務スタイルが特徴です。午後には、チーム内での進捗確認や施策レビューを行い、必要に応じてタスクの優先順位を見直しています。ユーザーからのフィードバックや市場動向を踏まえて、次の一手を柔軟に考える力が求められるため、毎日のスケジュールは変化に富んでいます。月次で会社全体の戦略会議にも参加し、より大きな視点での意思決定にも関わっています。

大変だったこと、苦労したことは何ですか?
背負いすぎたあの日が、チームに任せる強さをくれた。
最も苦労したのは、数年前に別組織で責任者を務めた際、成果が出せず役職を離れた経験です。リモート体制や私の経験不足から、チームでのコミュニケーションが取れず、組織がうまく機能しませんでした。当時は何もかもを自分1人で抱え込んでしまった結果、視野が狭くなり、チーム全体や事業全体を見通せていなかったと感じています。常に頭の中は仕事のことでいっぱいで、日々プレッシャーに押しつぶされそうでした。その経験を活かし、現在は日々メンバーと密に対話すること、自分だけで抱え込まずチームを信頼して任せること、意識的に一歩引いて考える時間を設けることを心がけています。その結果、組織の動きが以前よりスムーズになり、成果にもつながるようになってきたと感じます。あの失敗があるからこそ、今の自分があると感じていますし、自分にとって大きな転機だったと感じています。

仕事のやりがいは何ですか?
仲間と挑み、自分を超えていく。
仕事のやりがいは大きく三つあります。第一に、数字を通じて社会やユーザーに与えたインパクトを実感できること。第二に、チームで議論を重ねて生まれた施策が形になり、共に成果を出せたときの一体感。第三に、新たな課題に挑戦し、できなかったことができるようになる過程そのものです。この職場はチャレンジ機会が多く、個人の成長を後押しする文化があります。ユーザーや医院様からポジティブな反応があったときや、自分がチャレンジしたプロジェクトが成果につながったときは強い達成感を感じます。業務の中で多くの新しい知識や経験に触れることで、自分自身の視野もどんどん広がっていると感じます。常に挑戦を続けられるこの環境だからこそ、自分を成長させながらユーザーや社会に貢献できることに深い喜びとやりがいを感じています。